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投稿者: 岩本卓三

ロングテールSEOとは?


 

ロングテールとは

ロングテールとはマーケティング用語です。ネットでの販売では膨大な数の商品を低コストで取り扱うことができるため、人気商品の大量販売だけに依存すること無く、売れ筋ではない商品の少量販売でも多品種を取り扱うことができます。したがって、売れ筋ではない商品からの売上も確保することができるというネット販売だから実現し得る販売モデルです。


 

実店舗型の販売モデル

実店舗ではコスト面の制約上、人気商品に依存するのが有利ですから、大規模かつ経済的体力がない限りロングテール理論は不向きです。理由として、店頭販売では商品陳列スペースに限りがあるので、販売数を稼げる人気商品を扱った方が有利な点、人気商品以外のその他大勢の商品を取り扱うと、広告費、維持費がかさみ経営が逼迫する点、実店舗の販売員に、全商品の知識を習得させるのは難しい点、実店舗ではネット店舗に比べ商圏が狭く潜在顧客数が限られる点です。以上の背景から実店舗型では人気商品を取り扱い、それが稼ぎ頭となる傾向がみられ、1986年にイタリアの経済学者 ヴィルフレド・パレート(Vilfredo Federico Damaso Pareto)が論文でこの傾向を法則として提唱しました。それが上位20%の人気商品が全体の売上げの80%を稼ぎ出すことから、「20対80の法則」または「パレートの法則」と呼んでいます。


 

Amazonのビジネスモデル

パレートの法則は「商品:売上」でした。Amazonはこれを応用させて、「売上上位商品:売上下位商品」として、「20%の人気商品以外の80%の商品の販売で、全体の売上げを底上げする」戦略です。このロングテールモデルを成功させたのがAmazonのビジネスモデルです。Amazonはマイナー商品が売上高の過半数を占めるといわれ、ロングテール商品がAmazonの売上で重要な位置を占めています。Amazonのように大規模で、財務体力があるからこのモデルを実現し得たと思います。


 

ロングテールモデルをSEOに適用

このAmazonのロングテールモデルをSEO対策のキーワードに当てはめたのをロングテールSEOと呼んでいます。ロングテールSEOとはメジャーなキーワードで検索上位表示を狙うのではなく、ビックキーワードやミドルキーワードを基軸とし、Webサイトのコンセプトに沿ったキーワードを組み合わせて検索上位表示を実現させる戦略のことです。


 

ロングテールSEOのメリットとデメリット

ロングテールSEOのメリットは競合が少ないキーワードを扱うため検索エンジンで上位表示されやすいという点です。ニッチワードでの検索になるので、検索数は少ないが、検索語彙数が多くなり、それだけ意欲の高く、ターゲットとして絞られたユーザーである可能性が高く、コンバージョンに至りやすい傾向にあるからです。デメリットとしては、ロングテールキーワード戦略は、1つ1つのロングテールキーワードの検索者数は少ないが、多数のロングテールキーワードを集めることで合計した訪問者数で勝負する戦略です。ですから、ロングテールキーワードを数多く揃え、ロングテールキーワード毎にあわせたページやコンテンツを用意する必要があり、その分ページ数も増加し管理に手間を要する点です。


 

まとめ

語数の少ないビッグキーワードよりも語数の多いロングテールキーワードの方がユーザーの真の目的を汲み取りやすい点です。したがって、ロングテールSEOで大切なことは、ユーザーの目的に直結したものを明確にユーザーに提供できることです。検索量は少ないですが、ユーザーと提供者がマッチしやすいから、ロングテールキーワードを扱うメリットがあるのです。ユーザーにとって適切な情報提供で、確実にファンとして取り込み、コンバージョンへつなげていきましょう。


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